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可塑度計:RP 3000

ISO2007:1991準拠

 

製品概要


RP3000可塑度計は、ポリマーや未加硫ゴムの可塑度・粘度を測定する装置です。測定方法はシンプルで短時間かつ衛生的。また、モンテック社の エイジングオーブン(AO3000)と併用することで、天然ゴムの可塑度残留指数(PRI)を測定する事もできます。
温度範囲が 25℃から 200℃まで変更可能。コンディションと所要時間を自由にプログラムすることができ、多様な測定条件の中での天然ゴム・合成ゴムの流動挙動の特徴を簡単に読み取ることができます。ムーニー粘度と互換性のあるデータを取得する事も可能です。

サンプルカッター

また、国際標準規格である 0.40㎤のサンプルを作成できる専用のサンプルカッターが付属します。可塑度計は標準で直径10mm・7.3mm・14mmのプラテンが付属されております。プラテンは簡単に交換可能。
※BS 903:Pt A59: section A59.1:1997 | ISO 2007:1991 に準拠。

作動原理

平行板可塑度計は、規定の負荷を規定の条件下で自動的に一定時間かけることで測定します。サンプルは原則100℃に保たれている2つのプラテンにより加圧されます。サンプルは厚さ1mmの状態で15秒加圧されます。力量100Nの加圧が15秒間継続されます。最終的に、0.01mm単位で表されるサンプルの厚みが可塑度となります。規格に沿った標準的な手順の他に、RP3000は温度や条件、加圧時間などをすべて自由に設定することができます。
※オプションのソフトウェアを使えば測定中の流動挙動と可塑性曲線を集積することが可能です。

測定手順

1)サンプルカッターでサンプルを作成
2)専用ペーパー2枚の間に挟み、プラテンにセット(ひっつきや、滑りの防止の為)
3)スタートレバーを回転させると測定が開始されます。条件や加圧時間は自動的にコントロールされます。

オプション・ソフトウェアのMonPlastを使えばPC画面上に数値で表示され、測定データベースへ保存されるので、後日結果を呼び出したり、バッチレポートの作成するのに役立ちます。

技術仕様

準拠標準

◎BS 903:Pt A59: section A59.1:1997 ◎ISO 2007:1991

プラテンサイズ

・直径10 mm・直径7.3mm・直径14 mm

温度制御範囲

25°C 〜 200°C

測定時間

初期設定:15秒(0~99秒に変更可能)

圧力

100N

通信方法

RS 232

本体重量

35kg

オプション

制御ソフトウェア MonPlast

データプリンタ

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